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SPY×FAMILY | |||
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo)![]() SPY×FAMILY 第114話ネタバレ | |||
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スパイファミリー 第114話 | |||
配信日 | 2025年3月31日 | ||
次回配信 | 2025年4月14日 | ||
登場人物 | アーニャ ロイド ヨル ボンド ユーリ 保安局局長 中尉 クロエ | ||
MISSION: 114『理解し難い強い主張…!』 『国家保安局』 ユーリ「過激派〈自由の羽〉幹部イーガー・カーリー(52)。西側から不法移民を手引きした罪と保守党員への暴行で逮捕」 イーガー・カーリー「これは不当な逮捕だわ!人権侵害よ!多様性を認めない無知蒙昧な連中を私は絶対に認めない!死ねゴミが!」 ユーリ「おまえのそれは矛盾にはならんのか?」 イーガー・カーリー「ほら、そうやってすぐ言論弾圧ッ!国家の犬めッ!」 ユーリ「ユーン・スピラス(68)。中央銀行を襲撃した罪で」 ユーン・スピラス「奴らは闇の政府と結託してるんだ!悪魔の手先なのだ!私は真実を知った!週刊誌で!私はこの国を守るため勇敢に戦ったのだ!おまえら下っ端はこの世界を何もわかっちゃないんだククク…」 ユーリ「はぁー疲れた。最近、極端なのが増えましたね」 中尉「春が近いせいかもしれん」 局長「ようおまえら!今夜肉食いに行かねーか?だいぶ経っちまったが“ユーリが黄昏に一発入れた記念”に」 中尉「何かにかっこつけて酒が飲みたいだけでしょう…」 ユーリ「すみません局長。ボク今日デートなので」 クロエ「えっ!?」 中尉「姉とだろ」 ヨル「あっユーリ!こっちこっち!」 ユーリ「あああああ姉さーーーーん!今日も世界一美しいよーーーーー!」 ヨル「街中で大声を出してはダメです」 ユーリ「(姉さんがフォージャー家に捕らわれてから初めてのデート。局長の誘いといえど、この逢瀬を邪魔することはできない)」 ヨル「仕事は順調?」 ユーリ「もちろんさ!今日も定時に上がれるようちゃちゃっとやっつけてきたよ!(社会のクズを)」 ヨル「すっかり一人前ね」 ユーリ「そうさ。ボクはもう立派な大人さ。そうだ!食事の前に少し買い物でもどうだい?」 『デパート』 ヨル「デパートの物ってどうしてお高いのでしょうか?0を1個つけ間違えてしまったのでしょうか?」 ユーリ「質がいいからだよ姉さん。上司の人なんかはよくここで買い物してるよ」 ヨル「まあすごい。これがそんな良いモノなのですね…500ダルク…」 ユーリ「それが気になるんだね姉さん!?これください!」 ヨル「いらない!全然いらないですよユーリ!」 ユーリ「フォージャー家では好きな物を置くこともできないのかい?ロッティの独裁によって興のない暮らしを強制されてるのかい?あのヤロウ…」 ヨル「違います。シンプルにいらないというか…作った方には申し訳ないですが…」 ユーリ「遠慮しないで姉さん!ボクだってそれなりに給料もらってるからね!ほしいものがあったら何でも言ってよ!」 ヨル「ええっ!?いいですよ、そんなの。その気持ちだけで充分…」 ユーリ「寝具カバー?そんな子どもっぽい柄ほしがるなんて姉さんはかわいいなあ」 ヨル「いえ、アーニャさんのがよれよれになってしまったので新しいの買わないとなーっと思って…ヨダレやらボンドさんのツメ痕やら。そうだ、洗面所のタオルも新しくしないと」 ユーリ「ちがーう!姉さんが!ほしい物を!買ってあげたいんだ!ボクは!」 ヨル「そう言われても…そういえばロイドさんの歯ブラシも…」 ユーリ「ダメだッ!買い物はもうダメだ危険だ!ご飯に行こう姉さん!」 『OTAKAI レストラン』 ヨル「こんな所予約できるなんて、ユーリってば本当に大人ね」 ユーリ「でしょ」 ヨル「えーと私は…リンゴジュースで」 ユーリ「飲まないのかい?もしかして帰ったらたくさん家事を押しつけられてるとかで…」 ヨル「いえ、どうやら私はお酒が入るとロイドさんに絡んでしまうらしく…記憶にありませんが…最近少し控えてて」 ユーリ「ねねね姉さんは金輪際飲んではダメだー!」 従業員「お客様お静かに」 ユーリ「ボクは悲しいよ。姉さんはすっかりフォージャー家の奴隷だ。もっと自分の幸せを見つけるべきだ」 ヨル「奴隷じゃありません」 ユーリ「洗脳されてる者は大体そう言うんだ。胸に手を当ててよく考えるんだ」 ヨル「洗脳されてません」 ユーリ「じゃあ、たとえば自分だけの楽しみはあるのかい?趣味とか何だとか」 ヨル「(いけない。ユーリを安心させないと結婚が逆効果に…) えっ…うーんと…そ…そうだ!たまにですけどママさんバレーをしてますよ (まだ一回だけど)」 ユーリ「ふーん?(そういえば国内政治班からデズモンド夫人との交友に関する情報が回ってきたな…特に問題はなかったが)」 ヨル「それと最近は職場の方々との飲み会にも行ってます」 ユーリ「飲んではダメだぁああああ!」 従業員「お客さまお静か」 ヨル「それに…アーニャさんを見ているのは本当に楽しいですよ。あなたが小さかった頃を思い出すのです」 ユーリ「ムッ…ボクをあんなアホンダラと一緒に…そうさ…あの頃も姉さんは自分を殺してまでボクの世話を…」 ヨル「んもうっ何でそうなるの!“大変だったこと”と、“楽しいかどうか”は別のものでしょう?あの頃のかけがえのない時間は私にとって宝物なのです。あの頃があったから私は今も仕事をがんばれるのです。あなたが就職して別々に暮らすことになった時、独りになって私はとても寂しかったのよ?」 ユーリ「…寂しくなってそれで結婚を…?」 ヨル「そういうわけでは…でも今はアーニャさんたちもいて周りの人たちもいて、何よりあなたの一人前な姿を見ることができて、そんな気持ちはなくなりました」 ユーリ「ボクはいまだに寂しいよ姉さーーーん!姉さんが望むならボクはいつでもお世話されるよ!」 ヨル「そんなこと言わないの。もう立派な大人でしょ」 ユーリ「がんばって半人前になるよ!身長だってチワワ娘より小さくなってみせるよ!うわーーーーん!」 従業員「お客さま、お帰りください」 ユーリ「何なんだあの店は!都会者は心の余裕がないな!」 ヨル「悪いのはユーリですよ」 ユーリ「あの頃の方が星もたくさん見えた。……ねえ姉さん…ニールバーグに戻ってまた2人で暮らさない?ボクもあの頃が幸せだった。何にもなかったけど、また一緒に山登りとかしてさ…」 ヨル「ユーリ…」 ユーリ「ボクね、最近回避スキルが向上したんだ!今なら猪でも蜂でもどんな攻撃だってよけてみせるよ!」 ヨル「…この街だってとっても素敵な場所じゃない。私はここでやらなくちゃいけない仕事があるから」 ユーリ「…そうだね…ボクもだ」 ヨル「ニールバーグでも仕事がないわけじゃないけど…(ちょっとやってたし)」 ユーリ「そうだね。ボクもそうだ…(できなくはないが色々限界がある) ゴメンね変なこと言って」 ヨル「ううん、いいの」 ユーリ「そろそろ終電じゃない?」 ヨル「あらほんと、帰らないと」 ユーリ「これ。デパートでトイレ行くフリして買っといたんだ」 ヨル「ええっ!?…ありがとう。風邪ひかないよう暖かくして寝るのよー」 ユーリ「姉さんもね」 『HONEY SPICE CAKES』 ユーリ「(スパイスケーキか…懐かしいな…街に出た帰りにはよく買って貰ってだっけ…) 20コください」 店主「兄ちゃん気前いいね!」 『回想』 ユーリ《姉さん、あれ食べたい!あれ食べたい!》 ヨル《お金ないから1個だけね。食べるのは帰ってから》 ユーリ《はーい》 ユーリ《姉さん、半分こしてあげる。こっちの小さい方どうぞ!》 ヨル《まあユーリったら優しい》 ユーリ《おいしいね》 ヨル《うん、おいしいね》 『現在 ユーリの家』 ユーリ「(そうさ…ボクは姉さんの喜ぶ顔をたくさん見たくて大人になったんだ。なのに何でこんなに寂しいんだろう。何で姉さんを少し遠くに感じるんだろう。フォージャー家のせいか?そりゃまあそうだろう…でもそれ以上にたぶん…曝けだせない本心が増えすぎたせいだ…)」 ☎「ジリリリン」 ☎中尉「よう帰ったか!今2軒目で飲んでるんだがおまえも来いよ。局長は帰っちまったがクロエのやつが寂しがってるぞ」 クロエ「誰がっすか!」 ☎中尉「2課の連中も集まってんだ。皆おまえへの不満が爆発して手に負えん。早く来い」 「オラーユーリてめーコラー」 ☎ユーリ「はいはい、どうせ暇ですよ。いつもの店?」 中尉「おーい、ユーリ来るってよ」 「イェーイ!」 『孤独な夜を灯すは“居場所”…!次回4月14日(月)配信予定』 ≫関連記事:国家保安局キャラクター一覧 | |||
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