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原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)![]() 名探偵コナン 第1142話ネタバレ | |||
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名探偵コナン 第1142話 | |||
サブタイトル | ウソつきは… | ||
配信日 | 2025年4月9日 | ||
サンデー | 2025年19号 | ||
単行本 | 107巻 | ||
登場人物 | 江戸川コナン 毛利小五郎 毛利蘭 妃英理 Aさん (弁護士) Bさん (フリーター) Cさん (映画助監督) | ||
場所 | 米花駅 Danny's レストラン | ||
第1142話 ウソつきは…『衆人の監視の米花駅にて。どうする名探偵』 コナン「えーっと…話をまとめると、小五郎おじさんの後をボク達がつけてたら、目の前でこの3人がぶつかって、その弾みで3人共持ってた紙袋を落としたんだけど、紙袋にはそれぞれ“すごい数の拳銃”、“血まみれの包丁やシャツ”、“数えきれないぐらいの一万円札”が入ってて、3人共自分のはお金が入ってた紙袋だって言い張ってる」 妃英理「それをこれから名探偵毛利小五郎が解き明かしてくれるのよね?」 毛利小五郎「くそ…んじゃあの札束が自分のだって言うんなら一人ずついってみろ」 B「競馬で大穴当てたんスよ。ネットのニュース見てくださいよ。バズってるっスから」 C「何言ってんだ!あれはそんな大金なんかじゃねぇ。あのお札は撮影用に作ったただの小道具。今日やっと刷り終わって、これから撮影現場に届ける所だよ」 A「毛利探偵、この2人にだまされないでください」 毛利小五郎「んじゃアンタは何のお金だってんだ?」 A「それがあまり大きな声で言えないんです。なぜならある資産家の御子息の身代金なんですから」 妃英理「誘拐って事?」 C「はい。今朝、犯人から一億円の要求があって」 妃英理「貴方達には場所を変えて話を聞かせてもらうけど、よろしくて?」 『Danny's レストラン』 妃英理「貴方達はこの席で待っててくれる?1人ずつ呼ぶから…毛利探偵が待ってるあの席に来て頂戴」 A「あ、でも私は名前とか知られるわけには…誰の息子が誘拐されたかバレかねないし…」 C「じゃあ俺も名乗らねぇ」 B「僕もっス」 妃英理「わかったわ。名前も住所も聞かない約束で。仮にAさんBさんCさんにしときましょう。では最初は弁護士のバッジを付けているAさんから」 『Aさん 弁護士』 毛利小五郎「なるほど…その資産家には2人の顧問弁護士がいて、若いアンタが銀行にお金を引き出しに行ったんですな」 A「はい。一億円は結構重いですし、もう一人はかなり年配の弁護士なので」 妃英理「あなたの弁護士バッジ、ピカピカだけど、もしかして新人さん?」 A「あ、はい」 妃英理「あら、ネジ式なのね。実は私も弁護士でね…ホラ」 A「そ…そうなんですか」 妃英理「私のバッジはこんな感じでタイタック式だけど」 A「へぇ…もらう場所で違うんですね」 妃英理「ちなみに貴方の弁護士登録番号は?」 A「名前も言えないのに教えるワケないですよ。まぁどのみち、その番号をソラで言えるほど記憶してませんけど」 『Bさん フリーター』 B「ホントにガチで…万馬券が当たったんスから!長期休養明けのゴウカイテイオーが17番人気だったのに1着に来て3連単が的中したんスよ」 妃英理「まぁそのぐらいの情報、今待っていた間にスマホで調べられるけど」 毛利小五郎「んで?あの鉄砲のどの辺が気に入って買ったんだよ?正直に言ってみろ」 B「て、鉄砲?や、やだなぁ…あの拳銃が入った紙袋は僕のじゃないっスよ。僕、ただの競馬好きのフリーターっスから」 コナン「あれれ?お兄さんのズボンにビニールテープがいっぱい張り付いてるよ。お尻のポケットに太いマーカーも入ってるし」 B「ビニールテープは競馬場が混んでたから何かの弾みで付いたのかも…マーカーは馬を予想するのに使うんだ」 『Cさん 映画助監督』 C「そう…盗賊団のアジトの天井が崩れ、隠してた大量の万札が降って来て犯行がバレ、一巻の終わりっていうのが映画のラストシーン。そのカットを撮るのに大量の万札がいるんだよ」 毛利小五郎「しかしお札と一緒に天井の破片も落ちて来るんだろ?ちゃんとバミっとかねぇと危ねーぞ?」 C「場…見る?ああ…もちろん何度も現場で確認してるから大丈夫。役者には破片は当たらねぇよ」 妃英理「あら、その湿布の貼り方…もしかして腱鞘炎?」 C「ああ趣味のギターを弾き過ぎてね」 コナン「じゃあ中指の指先のポッコリしてるのもギターのせいなの?」 C「あ、ああ…ギターの弦がよくそこに当たるんだよ」 妃英理「っとまぁ一通り話は聞き終わったんだけど、3つの紙袋の中身をちゃんとチェックしたいから、あと10分程時間をくれる?」 A「まずいですよ!こっちはもう時間がないのに」 B「この後、友人と会う用があるんスよ」 C「映画スタッフから催促のメールが来まくってて…」 妃英理「だったら警察を呼ぶことになるけど、それでもいいかしら?」 A「わ、わかりましたよ…」 C「10分だけなら」 B「でもそれ以上は無理っスよ」 妃英理「ありがと。じゃあしばしお待ちを」 毛利小五郎「こりゃーどー見ても本物の万札にしか見えねぇけど」 毛利蘭「それにこのお札、何か臭うよね?防虫剤?」 毛利小五郎「そっちの拳銃はどうだ?」 妃英理「こっちはどー見ても偽物…全部モデルガンね。それに所々白い何かがこびりついている。消しゴムのカス?」 コナン「このモデルガン、黒い指紋がグリップの所に付いてるよ。しかも指紋の付き具合からすると…こんな感じで持ってたみたいだよ?左手で」 妃英理「左利きかしら?」 毛利小五郎「あの3人の中に左利きなんていたか?残る紙袋は…血まみれの包丁やシャツが入ってたこの紙袋だが…」 妃英理「色落ちしないし、これはペンキの赤ね」 毛利小五郎「シャツに付いた血も絵の具だな。乾いた血はもっと黒ずんだ赤になるし」 毛利蘭「あと入ってたのはスケッチブックと…」 コナン「(牛乳の紙パック!結構重いから中身が入ってると思うけど…ん?キャップの内側にゴム状の何かが挟まってる?パックの底には一度開けた痕跡があるし…しかも傾けても中に液体が入ってる気がしない)」 毛利小五郎「バーカ!にらんでるだけじゃ何もわからねぇんだよ!中身を知るには開けてみなきゃ」 コナン「あ!開けちゃダメだよ!」 毛利小五郎「あん?」 コナン「た、多分だけど…」 毛利蘭「あれ?スケッチブックに赤い色紙が入ってる。裏は白で、色紙にしては厚いシールになってるみたい」 コナン「(なるほど…そういうことか!早くこの事をこの2人に伝えて…)」 毛利蘭「結局このお金って一体誰のなんだろ?なーんか3人共ウソついてる気がするし…」 小五郎・英理「それは仕方ない…3人共ウソをついているんだから」 毛利蘭「すごーい。2人共息ピッタリ♡」 妃英理「でもまぁ3人の中に1人だけ」 毛利小五郎「かなりのウソつきが混ざってるようだ」 コナン「(とんでもねぇ悪党がね…)」 『夫婦揃えば文殊の智恵。次号シリーズ解決編。第20号につづく』 ≫関連記事:名探偵コナン最新107巻情報まとめ | |||
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