カグラバチ | 第74話『夜明け』ネタバレ(最新話) | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 昼彦 チヒロ 座村 妖刀 Kagurabachi Chapter 74
カグラバチ 第74話ネタバレ
第73話第75話 →

カグラバチ 第74話

サブタイトル夜明け
配信日2025年4月7日
ジャンプ2025年19号
登場人物
六平千鉱
座村清市
座村イヲリ




昼彦
久々李
斗斗
井倉
剣聖

第74話 夜明け

「六平の家宅が強襲された。六平国重が殺された。妖刀は全て持ち出された。契約者方も危険だ。そちらに向かわせた護衛と共に本部に来て。数秒で到着する」
『数年ぶりに現れた幽』
座村清市「お前は…」
「覚えているか。久しぶりだな座村」
座村清市「(外にも3人いるな) 組織か…お前らが六平を殺したんだな」
「ああ…我々の名は毘灼」
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 毘灼 幽 座村清市 過去 Kagurabachi Chapter 74
座村清市「それで今度は契約者を殺しに来たってわけか」
「ああ、すでに一人始末した。これでノルマは達成。こちらも人員に限りがあるんでな。ここへは交渉に来たんだ。改めて未来の話だよ座村」
座村清市「応じなければ殺す気か?」
「ああ…だが応じる。厄災の時は近い」
座村清市「クソが…何が予言だ。真打に施された封印は安定を維持するのに十分だ。安定は続くはずだった。横槍さえなければ。お前らが蠱を引き起こそうとしてるだけじゃねぇのか」
「少し違うな。“安定は続くはず” なぜそう言いきれる。封印されている小国の国土には今もなお真打によって咲いた花が残っている。あれは玄力の塊だ。戦闘が終われば消えるはず。戦後から剣聖の戦意が絶えていない証だ。真打と剣聖はかつて想像を大きく超えた…だろ?安定が続く“はず”なんて見込みはいつだって超えかねない。可能性ならずっとあった。だが、その可能性を断たず、ぬるい情に甘え、真実を隠し生き続けたのはお前達契約者の罪だ」
座村清市「(こいつ…命滅契約の仕組みまで知ってるのか)」
「俺の目的は剣聖を処刑し真打を振るうことだ。蠱は剣聖だからこそ引き出せた真打の本領だと聞いている。よって俺の目的はむしろ蠱を…厄災を止めることに繋がる。娘はもういないのか?」
座村清市「…俺といたら迷惑かけちまうからな」
「こちらとしても剣聖殺しに向けてさらなる駒が欲しいとこだ。未来のために罪を精算するチャンスをやる。座村清市、共に厄災を止めようじゃないか」
座村清市「(こいつの真意は掴みきれないが、妖刀を好きにさせて碌なことにならねえのはわかる。だが…そうだ…今ここで抗ってこいつらだけ斬ったとしても収まる話じゃない。根元から皆殺しにしなきゃいけない。未来に目を向ける…なら最初から剣聖を処刑するべきだった。どうせ生きていてもそばにいる人間を幸せにできないのだから)」
『イヲリサイド』
『父と離れて叔母と暮らし始めて3年ほど経った頃、六平国重の訃報と共に私の生活は神奈備の管理下に置かれた。座村清市の娘だから。その半年後』
「我々は君のお父さんの使いだ。一緒に来てもらう。座村イヲリに関する記録・記憶を改竄する。これから別の人間として平凡に生きるんだ。君はたった今から座村清市の娘ではなくなる。今まで辛かったね」
『私は座村清市の娘だから中傷と暴力を受けた。座村清市の娘だから不自由を強いられた。でも座村清市の娘だから、お父さんと一緒だったから最後にお母さんの笑顔が見れたんだ』
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 Kagurabachi Chapter 74
『現在 京都殺戮ホテル屋上』
斗斗「昼彦!」
昼彦「刀ごしだったから…浅い…動ける…治療はいいから…妖刀を…」
斗斗「あるけど」
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 毘灼 昼彦 斗斗 妖刀 Kagurabachi Chapter 74
『チヒロ&イヲリ』
六平千鉱「剣術…座村さんから教わってたのか」
イヲリ「うん。真剣は初めてだけど、目瞑ったらなんとか大丈夫 (私はお父さんと離れてからもずっと…もっと強くなれば…全部跳ね除けるくらい強くなればまた一緒にいてくれるかな) …空…あれってお父さん?」
六平千鉱「ああ」
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 イヲリ Kagurabachi Chapter 74
イヲリ「みてるの?」
六平千鉱「封印が解けたなら座村さんも君のことを思い出したはずだ。でも君のことは見つけられない。座村さんには今やることがある」
イヲリ「(全部思い出した) 無意味だったんだ。どれだけ足掻いても私の想いは届かない」
六平千鉱「無意味なんかじゃない。君の想いは今なら届けられる」
イヲリ「一目会えるなら…お父さんに会いたい」
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 イヲリ チヒロ Kagurabachi Chapter 74
『昼彦&斗斗』
斗斗「妖刀を抜いたら座村にバレちゃうよ。剣術は掴んでもこんな満身創痍じゃ」
昼彦「どの道…千鉱は抜く…それにこのまま終われるか」
斗斗「あいつは一回座村に為す術なく斬られてる。だからしばらく使ってないのに…今更…」
昼彦「酌揺」
六平千鉱「淵天」
座村清市「飛宗」
カグラバチ 漫画 74話 ネタバレ 感想 昼彦 チヒロ 座村 妖刀 Kagurabachi Chapter 74
『夜を払い舞い降りる黒翼の剣士。妖刀三つ巴の死闘が始まる』
第73話第75話 →
関連記事
キャラクター一覧コミックス一覧