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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第200話ネタバレ | |||
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黒執事 第200話 | |||
配信日 | 2023年5月18日 | ||
サブタイトル | その執事、壮行 | ||
Gファンタジー | 2023年6月号 | ||
扉絵 | シエル、セバスチャン、フィニアン、メイリン、バルドロイ、タナカ、スネーク | ||
単行本 | 34巻 | ||
登場人物 | フィニアン スネーク テオドア アーティ メイベル オリバー ジニー スーザン | ||
第200話 その執事、壮行フィニアン「その組織は…人の血をいっぱい集めてる悪い奴らなんだ」 アーティ「テメェ…俺達がガキだと思ってナメてんだろ」 フィニアン「嘘じゃないよ!スフィア・ミュージックホールを知らない?」 テオドア「スフィア?」 フィニアン「お客さんからたくさん血を抜いてロンドンですごいニュースになったんだよ。中には死んじゃった人もいた」 アーティ「俺は毎朝、新聞にアイロンをかける係だ。でもそんな記事見たことないぜ」 テオドア「その新聞は誰から渡される?見せたくない情報は職員が抜いているのだろう。時たま新聞がすごく薄い日がある」 フィニアン「事件を起こしたミュージックホールもお客さんを4つのグループに分けてた。この施設もそうだよ」 メイベル「でもさ、あたし達、血なんか抜かれたことないよ」 オリバー「あ、待って。施設に入る時に検査…されたよね?適性がどうとかって…」 アーティ「その一回だけだろ?俺は騙されねぇからな」 テオドア「血を集める組織…信じがたい…しかし…あなたは施設の調査に来たんですよね?今夜はなぜ逃げ出そうと?」 フィニアン「逃げようとしてたわけじゃないよ!一緒に来たスネークさんが職員のドールさんと知り合いで…僕どうしていいかわからなくなっちゃって…それでご主人様に電報で相談しようかと…」 アーティ「はっ、なら俺達はアンタの命の恩人だな」 フィニアン「命の…恩人?」 アーティ「この施設から出ようとした奴は全員殺されるからだ」 フィニアン「えっ!?」 アーティ「F.O.L.児童養護院を囲む森には数えきれない罠が仕掛けられてる」 アーティ「見張り小屋は常に職員がいて、24時間巡回で、子供を監視していやがる。飢え死にしか道がねェ俺らみたいなゴミに無償で飯を用意する…そんなお優しい神様が作った天国かと思いきや、閉じ込めた子供を躍らせて喜ぶ変態野郎の箱庭なんだよココは」 テオドア「過去に何人かF.O.L.のおかしさに気づいた子供が逃亡を試みたことがある。でも…翌日職員は何もなかったように笑って僕達に嘘をついた。彼は“巣立ちの日”を迎え、新しい家族の元へ行くのだと」 フィニアン「その子はどうなったの?」 テオドア「やっぱり知らないみたいですね」 アーティ「どうする?テオ」 テオドア「彼は敵じゃなさそうだ。だけど、只者じゃないのも確かだ。僕達の力になってくれるっていうならなってもらおうじゃないか。もし妙な動きを見せたら即刻職員に突き出します」 オリバー「ねねねねぇもうすぐ見回りが来る時間だよ」 テオドア「明日の0時、またこの貯蔵庫(ラーダー)で」 『翌日』 スネーク「なんか眠そうねってエミリーが言ってる」 フィニアン「いやっ、そんなことないですっ!」 スネーク「今日もドールはいないみたい…大丈夫かしらってエミリーが言ってる」 「きれい!巣立ちの日おめでとうジニー!」 職員「少しドレスが大きかったわね」 スーザン「今回は急だったから」 職員「ではこれより巣立ちの儀式を始めます」 フィニアン「なんで切っちゃうんですか!?」 職員「無垢な存在として旅立つの」 スーザン「新しい家族のところにシラミやノミを持ち込まないためよ」 職員「さぁ皆もジニーにお別れを。ジニーの幸せを祈って優しくハサミを入れて」 職員「皆で縫った“巣立ちの衣”よ。あなたがここで磨いた適性が世界に貢献できますように」 ジニー「いままでありがとう先生!皆、元気でね~っ!」 | |||
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