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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第204話ネタバレ | |||
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黒執事 第204話 | |||
配信日 | 2023年9月15日 | ||
サブタイトル | その執事、逸走 (いっそう) | ||
Gファンタジー | 2023年10月号 | ||
扉絵 | フィニアン、スネーク | ||
単行本 | 34巻 | ||
登場人物 | フィニアン スネーク ドール テオドア アーティ メイベル オリバー スーザン | ||
第204話 その執事、逸走職員「次に巣立つのは、ポメラニアンクラス、テオよ」 職員「それにしても最近入って来た候補生は皆適性が低いわ。ジニーは乗馬を拒否したし、ニックは他のクラスのメニューを盗み食いするし…子供達の食べ物や衣類…何から何まで適合させる必要なんて本当にあるんでしょうか」 職員「“お星さま”方へ適性な“きらめき”を捧げるためには必要なことよ」 フィニアン「(お星さま!この施設はやっぱり坊ちゃんの敵!)」 職員「いくらあの方達が我々より高度な技術を持つといってもまだ適性を完全に一致させる方法は確立されていない。だからこそ、この施設では全てをより“お星さま”に近づけられるよう徹底している。心身が“お星さま”に近づけば、“きらめき”もより適性なものとなる。それこそがこのF.O.L.の教育理念」 スーザン「第一、そんなの私達が気にすることじゃないわ。難しいことはわかんないもの。ここにいればお屋敷勤めの上級使用人よりいい給金がもらえる。それでいい。たっぷり稼いでさっさと辞める。それで自分の店を持つんだ~」 職員「おしゃべりはそこまで。カノープスの血液(きらめき)を出して」 職員「はーい」 スーザン「今回は長引いてますね」 職員「そうね。でもこのきらめきで持ち直すでしょう。そのために急いでジニーに“巣立ち”を迎えさせたんだから」 スネーク「行ったみいたねってエミリーが言ってる」 フィニアン「ドキドキしたぁ…」 メイベル「な…なんだよ今の…ジニーや今まで巣立っていった子は皆何かの材料にされた?」 アーティ「オレ達がメシまで決められてたのは“お星さま”って奴に近づけるため?」 オリバー「じ…じゃあ僕達ずっと殺されるために育てられてきたの?」 テオドア「次は…僕の番…うえっ…」 フィニアン「テオくん!」 アーティ「今すぐここから逃げよう!じゃなきゃテオが殺されちまう!」 テオドア「僕らがここで逃げ出したら次は年少の子供達が餌食になる。僕らがなんとかしなくちゃ」 オリバー「でもどうしたら?」 アーティ「建物に火をつけちまおう」 メイベル「そんなのダメ!小さい子は逃げられないよ」 テオドア「棚の臓器を持ち出そう」 3人「え!?」 テオドア「F.O.L.の悪行の証拠として新聞に持ち込むんだ。そうすればきっと子供の言葉でも信じてもらえる」 アーティ「新聞社に持ち込むっつってもよ、どうやってココから出るんだよ。施設の周りには見張りがいるだろ」 フィニアン「テオくんも言ってたけど、この地下通路が外に通じてるかもしれない。悪いことしてる場所ってだいたい逃げ道を用意してるんだ。僕が前にいた施設もそうだった」 スネーク「行ってみようぜってワイルドが言ってる。あっ」 フィニアン「ライトが…」 オリバー「ななな何も見えない」 スネーク「私達が案内します。皆、手を繋いでくださいってキーツが言ってる」 オリバー「ううう…暗いよ怖いよ…もうやだよぉ」 アーティ「うるせぇな。泣き言ばっか言ってんじゃねぇよ!」 フィニアン「あ!見て!明かりだ」 スネーク「あっちからは安心する匂いがするわってエミリーが言ってる」 メイベル「きっと外だ!」 テオドア「行こう!」 ドール「スネーク…?」 | |||
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