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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第213話ネタバレ | |||
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黒執事 第213話![]() | |||
配信日 | 2024年6月18日 | ||
サブタイトル | その執事、添乗 | ||
Gファンタジー | 2024年7月号 | ||
扉絵 | シエル、セバスチャン | ||
次回 | 2025年5月号(4月18日)より連載再開 | ||
登場人物 | シエル・ファントムハイヴ セバスチャン・ミカエリス バーナバス・フェアチャイルド3世 | ||
第213話 その執事、添乗『約半日をかけ、目的地へ到着した主従』 シエル「ここがブライトン…12月だというのに随分賑わっているな。ブライトンといえば、最近は夏の観光地として人気らしいが」 セバスチャン「ビーチ以外にも様々な観光施設がありますからね。ロイヤル・パビリオンや水族館、劇場も数多くございます。ロイヤル・パビリオンではコンサートや美術展、劇場ではバレエに演劇…水族館はスケートも楽しめるとか」 シエル「なるほどな。そういう施設で幅広い客層を惹き付けて、金持ちはスパやショッピングで羽根を伸ばすわけか」 セバスチャン「坊ちゃんも少し気晴らしなさっては?」 シエル「馬鹿を言うな。僕達は遊びに来たわけじゃない」 『ブライトンの新リゾートホテル“ザー・ネクタルスプリングス”。スパ・クラブ・レストラン…充実したホテルステイを約束する最新の館内施設と最高のサービス。それにもかかわらずリーズナブルな宿泊費。あまりの居心地に自宅を引き払ってまで滞在を延長し続ける者が続出しているという。そしてこのホテルを経営しているのは…あの暁(アウローラ)学会に所属していた貴族』 シエル「アンダーテイカーが造り出したビザール・ドール。奴らが活動し続けるためには大量の血液が必要だ。このホテルはスフィア・ミュージックホールのように血液採取施設である可能性が高い。調査の結果、クロならその時は…」 セバスチャン「徹底的に破壊…ですね。ああ坊ちゃん、海の上を御覧下さい」 シエル「あれがウェスト・ピアか」 セバスチャン「海の上に突き出した巨大な桟橋。夏はあそこで特別なショーやコンサートなどが開催されるとか。日光浴をするのにも人気のスポットです。冬は薄暗い海しか見るものがないのに、それでも人間がたくさん歩いていますね」 シエル「内容のない話しながら海風が吹きっさらし遊歩道を散歩する…わざわざ風邪を引きに行っているようなものじゃないか」 セバスチャン「昨今は健康法として冷水浴も流行していると聞きます。人間は風邪をこじらせた位で命を落とす。なのにどうしてそんな危険な事ばかりするのやら」 シエル「さて、ピアが見えてきたということはもうすぐホテルに到着するはずだな。セバスチャン、僕達の設定は?」 セバスチャン「坊ちゃんはウォリック伯爵家の三男、コリン・グレヴィル。持病の療養のためブライトンを訪れているが両親は不在。代わりに従者が同行している。私はグレヴィル家の使用人、ジェームズ・ブラックウッド。コリン様にお仕えする従者…という設定にいたしました」 シエル「ウォリック伯爵が治めるウォリックシャーは内陸部で海がない…いかにもブライトンを療養先に選びそうだ。悪くないチョイスだな」 セバスチャン「恐縮です」 ベルボーイ「いらっしゃいませお客様。ご予約のお名前をお伺いしても?」 セバスチャン「本日より滞在するウォリック伯爵家の」 バーナバス・フェアチャイルド3世「あー!キミキミ!待ちたまえ。下から失礼いたしますぞ。お二人のご到着を心よりお待ちしておりました。ワタクシ、このホテルの支配人を務めております。バーナバス・フェアチャイルド3世と申します。ロンドンから遠路はるばるよくぞお越しくださいました、シエル・ファントムハイヴ伯爵。そしてその執事、セバスチャン・ミカエリス殿。ようこそ“ザー・ネクタルスプリングスホテル”へ!」 | |||
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