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SAKAMOTO DAYS | |||
原作(Original Story): 鈴木祐斗(Suzuki Yuto)![]() SAKAMOTO DAYS 第208話ネタバレ | |||
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サカモトデイズ 第208話 | |||
サブタイトル | 連鎖 | ||
配信日 | 2025年4月7日 | ||
ジャンプ | 2025年19号 | ||
登場人物 | 有月憬 熊埜御 赤尾晶 勢羽夏生 勢羽真冬 四ツ村周 虎丸尚 加耳丈一郎 | ||
第208話 連鎖『与えられたのは“殺せる”選択肢』 『国民武装可能制度開始1日目13時40分。1人目の発砲。国民武装許可制度3日目。国民の0.25%が銃弾を使用。死者32万4千人。なお、国内の迷惑犯罪率、昨年同日比90%減少』 有月憬「はじめて人に銃を撃つ時、1発目は重い。相応の正義(理由)が必要だから。だが、2発目の引き金は軽い。1発目で殺しのハードルは格段に下がる。罪の意識は薄れ、些細な理由でも引き金を引く。そして、後戻りできなくなる。合法という免罪符を与えてやれば人の倫理観はいとも簡単に崩壊する。そうして殺しに耐性のある人間が一定数炙り出される。すると今度はそれが他の誰かの1発目の理由になる。殺しは連鎖していく」 【324908】 赤尾晶「この数の人がいま死んでるの?」 有月憬「そうだよ」 赤尾晶「(まさか力を与えられただけで人間がこんなに残酷になるなんて…)」 熊埜御「何する気?晶」 赤尾晶「こんなやり方で人の暴力性を暴いて、あなたは何がしたいの?」 有月憬「ただ返したいだけさ。今まで僕らに押し付けられていたことをね」 『JCC』 虎丸尚「ねぇマジ笑えない。殺連どーなっちゃったの。日本ヤバくない!?SNSもそればっかなんだけど!」 勢羽真冬「うるせーな。てかこれってORDERとスラーが手を組んだってことだよな。クソ、マジありえね~」 加耳丈一郎「JCCは殺連と提携を解消する方針らしい。ここもいつまで安全か…」 四ツ村周「想像以上にイカれてるなスラーは。このまま何人死者が増えるんだろう」 勢羽夏生「ってか余裕で日本終わんでコレ。さっきAIにシミュレーションさせたら、一週間で人口の9%死ぬって結果だった。一般的に国家崩壊ラインって言われてんのが10%」 虎丸尚「国民の9%って何人?」 四ツ村周「1080万人」 虎丸尚「ひえ」 勢羽夏生「にしてもなんでこんなやり方で?ただ国民に恨みがあんなら自分で殺して回るはずだ。スラーの意図はなんなんだ?」 先輩「ナツキ、届いたぜ!例の…」 勢羽夏生「おお、あざす」 虎丸尚「これって配られてる銃!?」 四ツ村周「見た目は普通のグロックだな」 加耳丈一郎「てか郵送できるのか…」 勢羽夏生「申請すればな。クソめんどくせーけど」 勢羽真冬「ご丁寧に射撃姿勢の説明書まであるぜ」 虎丸尚「なんでこんなの取り寄せたの?」 勢羽夏生「…フーン…生体認証ね」 (連続で3発発砲) 虎丸尚「何してんの!?びっくりした」 勢羽夏生「(なるほどね。4発目はロックがかかる仕組みか…) これ少し重いな」 虎丸尚「そう?普通のグロックと変わんなくない?」 勢羽夏生「あった。これだ。この分だけ重かったんだ」 虎丸尚「は!?いやいやいや数gじゃん!」 先輩「ナツキは毎日何千個も武器を作ってきたからわずかな重さの違和感も感じ取れんだよ」 虎丸尚「ひぇ~これが武器製造科主席」 勢羽真冬「で、それが何?兄ちゃん」 勢羽夏生「ん~…ん?…そうか…こいつは遠隔制御モジュールだ。このICチップを通して殺連が銃をコントロールできんだよ。位置情報を読み取ったり、弾数をカウントしたり、特定の銃にロックかけたりとかな」 虎丸尚「へー遠隔操作…?」 勢羽真冬「それが…どういう意味?」 四ツ村周「まさか…!」 勢羽夏生「ああ、このテロは止められるかもしれねー。いや絶対止めんぞ俺らで」 虎丸尚「あんたの兄貴かっこよくない?」 勢羽真冬「おまえ黙れよ」 『風雲急を告げる世界にさらなる動きが巻き起こる』 | |||
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