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目暮警部「本当に大広間に全員そろっていたのかね?」.jpg)
有田義彦「ええ、部屋を抜けたのは、奥様を起こしに行った大谷ぐらいっスわ。な?」.jpg)
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瀬戸隆一「あ、僕も電話をかけにちょっとだけ。奥様が外出されたと思ったので…まぁ抜けたといっても大広間の前の廊下にある電話から奥様の携帯電話にかけただけですけど」
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菊右衛門「ああそうじゃ。益子さんには常時携帯電話を持たせておったよ。ワシらが作品づくりに専念するために外の事は全て益子さんに任せておったからのう」
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目暮警部「だが妙だな…奥さんの遺体のそばには携帯電話なんかなかったぞ」.jpg)
鑑識「あ、携帯電話なら被害者の部屋からすでに発見されてます。敷かれたフトンの下にあったという事ですが…」.jpg)
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瀬戸隆一「奥様はいつも目覚ましがわりに携帯電話を枕元に置かれてたんです」.jpg)
鑑識「携帯電話の電源は入ってなかったそうです」
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目暮警部「じゃあ誰んだ?奥さんを倉に運んで殺したのは?遺体発見が首を吊るされた直後なら全員大広間にいたというアリバイがある」.jpg)
目暮警部「とにかくもう少しこの倉の中を調べてみん事には先へは進めんな…皆さんはしばらく大広間で待機していてください」.jpg)
コナン「(自殺…本当にそうなのか?それにしてはおかしな点が多過ぎる)」.jpg)
コナン「(パックリ切れた奇妙な右足の傷…クツを履いてなかった不自然な行動と汚れてない足の裏…)」
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コナン「(そして事件の前日、倉で風水丸が割れたそばで見つけたこのビー玉…それになんだろう…何かひっかかってんだよな…現場で見た何かに…)」
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毛利小五郎「何だ、ビー玉か?んなもんに興味あるなんてやっぱガキだな!」
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コナン「あ、しまった!」
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毛利蘭「どっから出てくんのよ!?コナン」
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コナン「あれだよあれ!」
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コナン「(あった!これだ!やっと見つけたぜ。犯人が隠しそびれた痕跡を!)」.jpg)
コナン「(こんな物がここにあるって事は…当然上には…)」.jpg)
コナン「(やっぱりな…この方法を使えばこの場に居なくても殺人は可能ってわけか…)」.jpg)
コナン「(しかしこの殺人を確実なものにするには、あれがあの辺りにあるはず…)」
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コナン「(確かに焼き物以外は何もなさそうだな…ん?)」
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コナン「(なるほど!さすが陶芸家ってわけだ)」
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目暮警部「早く降りなさい!」
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コナン「はーい!」
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コナン「(となると犯人はあの二人に絞られるけど…多分あの人だ)」
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毛利小五郎「ガキがゴチャゴチャうるせーんだよ!」.jpg)
コナン「(やっぱおっちゃんをこの麻酔銃で眠らせるっきゃねーな)」.jpg)
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菊右衛門「おー!これは面白い。眠りの小五郎の名推理を間近で拝めるとは光栄じゃ」.jpg)
目暮警部「何なんだね?その証拠とは」
コナン「血だよ警部さん。変な血が落ちてるはずだから見て来てくれって小五郎のおじさんに頼まれたんだ」.jpg)
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目暮警部「全部が全部その時落ちた血じゃない。他の血に混ざってわかりにくくなっているが、別のモノもある」
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目暮警部「床に落ちた時の人間の血の形状は、落下する高さによってだいたい決まっているんだよ。高くなるほど円は大きくなり、円のまわりの散り方も派手になる」
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目暮警部「奥さんの手足を持って運んだのなら、つま先と床との距離はせいぜい50cm…」
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目暮警部「だがこの血痕は明らかに1m以上の高さから落下しかモノだ。そんな血がここにあるという事は…」
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大谷薫「それじゃもしかして奥様はこの棚の上に…」
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小五郎(コナン)「首を吊った直後に大きな音がしたのは、ハリにくくり付けた縄の結び目の真下にツボを重ねておいたから」
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小五郎(コナン)「首に縄をかけてあんな高さから落ちればほぼ即死。後は遺体の足が勝手にツボを蹴散らし、首を吊る時の踏み台を倒したように見えるというわけだ」
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小五郎(コナン)「ええ、あれは犯人には予想外の事。奥さんの傷を見てさぞかし驚いたでしょう。だが犯人なら傷の原因にすぐ気づくハズ。棚のそばに落ちている血痕にもね」
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小五郎(コナン)「遺体が揺れて周りに血が飛び散っているといっても」
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小五郎(コナン)「棚から離れすぎているこの血痕が見つかれば」
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小五郎(コナン)「トリックがバレる可能性があると恐れた犯人はみんなをうまく誘導し、遺体を元の血痕の所まで持っていったんだ。血で血を隠すために」
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小五郎(コナン)「ですよね?昨夜の宴会の途中で大広間から抜け出し奥さんを倉まで運び今のトリックを仕掛けた」
小五郎(コナン)「瀬戸隆一さん!」.jpg)
瀬戸隆一「おいおい待ってくれよ!宴会の途中で抜けたのは僕だけじゃない!それに名探偵のあなたが来ているのに、そんな大それた事するわけないじゃないですか!」.jpg)
小五郎(コナン)「そうせざるを得なかったんですよ。奥さんが例の風水丸を割ってしまったから…」.jpg)
小五郎(コナン)「あんたでしょ?風水丸の底にビー玉を挟んで傾け落ちやすくしていたのは。この殺人を“自分の不始末を苦にしての自殺”に見せかけるためにね」.jpg)
目暮警部「なるほど…作品の取り引きを奥さんが仕切っていたのなら、倉から作品を出し入れするのもおそらく彼女…いずれツボを落とす羽目になったというわけか…」.jpg)
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小五郎(コナン)「二重底で内側の底に穴が空いてるこの特殊なツボの中の携帯電話をね」
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小五郎(コナン)「その携帯電話の番号を調べればすぐにわかるハズですよ。瀬戸さんの物だとね」
瀬戸隆一「教えてくれ探偵さん…何で僕だとわかった?」.jpg)
小五郎(コナン)「あんた確か電話をかけた時こう言ってたじゃないですか」.jpg)
瀬戸隆一〈おかしいな…出ないぞ〉
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小五郎(コナン)「そういう場合携帯電話は必ず、“電源が入っていない”または“電波の届かない所にいる”と答えるんですよ。それを思い出して私は確信したんです。あなたはあの時どこか別の電話にかけていたとね」
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瀬戸隆一「そうか…あの時つながらないって言えばよかったのか…」
有田義彦「でも信じられん…おまえが奥様を殺し、その為先生の風水丸を壊すなんて…」
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瀬戸隆一「ああ、本物はちゃんと別の所に保管してあるよ」.jpg)
瀬戸隆一「しかしまあ…目の前で壊れたとはいえ、奥様の目までごまかすとは…僕の腕も結構きてるな…だからこそ奥様は僕の作品を高値で売ってたわけだけど…」
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土屋益子〈こっちは感謝してほしいぐらいですよ。独創性のカケラもないあなたの造ったガラクタを売ってあげているんですからね〉
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大谷薫「じゃあ…まさか最近の君のスランプって…」
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瀬戸隆一「ああ!わざとだよ!これ以上先生の名に傷をつけたくなかったからな!でも“造らないとここから追い出す”って奥様に言われて…それでオレ腹に据えかねて…」
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菊右衛門「バカモンが!」
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阿笠博士「ホーそれが時価一千万の湯飲み…そんな風には見えんのう…」
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毛利小五郎「見た目と中身は違うんだよ」
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毛利小五郎「あつ!」
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「あああああああ!」
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毛利小五郎「なんてな!」
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毛利小五郎「あははははははは!」
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コナン「(おっちゃんの場合見た目と中身は変わんねぇな)」

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