
コニー 「もしかしたらあの中にエレンの…」

コニー 「エレンの…」

コニー 「家ェーガー!!」

コニー 「アハハハハ!!」

ジャン 「サシャ、コニーを少し殴れ」
ミカサ 「私達の位置はわかってないみたい」
アルミン 「あぁ 火のついた瓦礫をバラ撒いてシガンシナ区を火の海にするつもりだ…」

ベルトルト 「僕にはわかる。そうやって震えているうちは何もできやしないって」
アルミン 「ジャン…代わってくれないか? 僕にはわからない…どうすればいい…?さっきだったベルトルトの読みを外してこのザマだ…」

ジャン 「アルミン…俺は状況は読めるがこの場を打開できるような策は何も浮かばねぇ…最終的にはお前に頼るからな…」




リヴァイ 「(クソ…さっきの爆発…あいつらはどうなってる…)」
リヴァイ 「(とにかく俺も早くそっちに…)」









リヴァイ 「全員馬を連れて壁側に後退しろ!」


リヴァイ 「急げ!射線の死角を移動しろ!」

リヴァイ 「おい立て!死にてぇか!?」


リヴァイ 「状況は?」

エルヴィン 「最悪だ。奴の投石で前方の家はあらかた消し飛んだ。あの投石が続けば、ここもすぐ更地になり、我々が身を隠す場所はなくなる」
エルヴィン 「ああ…超大型巨人がこちらに迫ってきている。炎をそこら中に撒き散らしながらな…仮に兵士が壁を越えて投石を逃れても馬は置いていくしかない。ここを退いてもその先に勝利はないだろう」

エルヴィン 「わからない。だが大半はあの爆風に巻き込まれたようだ…我々は甚大な被害を受けている。獣は兵士が前方の1か所に集まるように小型の巨人を操作していたのだろう。そこで小型の巨人を相手にしていたディルク・マレーネ・クラース班は先ほどの投石で全滅したようだ」

ジャン 「わかってるよ!エレン!ノッポの足を止めるぞ!」

コニー 「けどよ!どうやってアイツを倒せばいいんだ!?」
サシャ 「”蒸気の熱風で立体機動は無力化される”ですよね!?」

ジャン 「あの巨体に無策で挑めばああなっちまう…何か…一発逆転の策でもない限りこの奪還作戦も俺達の命も人類の未来もすべておしまいだ…」

ジャン 「だからって!このまま大人しく皆殺しにされてたまるか!」

ジャン 「攻撃を仕掛けるぞ!!」

リヴァイ 「獣はここらにアタリをつけたみてぇだな。ここもすぐ蜂の巣になる。エルヴィン、反撃の手数が何も残されてねぇって言うんなら敗走の準備をするぞ…」
リヴァイ 「あそこで伸びてるエレンを起こしてこい。そのエレンにお前と何人かを乗せて逃げろ」
リヴァイ 「少しでも生存者を残す」

フロック 「理屈じゃわかっていたさ…人類がただ壁の中にいるだけじゃいつか突然やって来る巨人に食い滅ぼされる…誰かが危険を冒してでも行動しなきゃいけない…誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできる奴が必要なんだってな…」
フロック 「そんな勇敢な兵士は誰だ?そう聞かれた時…それは俺だって…思っちまったんだ…でもまさか…そうやって死んでいくことが、こんなに何の意味もないことだなんて思いもしなかったんだ…考えてみりゃそういう人達の方が圧倒的に多いはずなのに…何で自分だけは違うって…」

エルヴィン 「あぁ…反撃の手立てが何もなければな…」

リヴァイ 「…あるのか?」

エルヴィン 「この作戦が上手くいけば…お前は獣を仕留めることができるかもしれない。ここにいる新兵と…私の命を捧げればな」
エルヴィン 「お前の言うとおりだ。どの道、我々はほとんど死ぬだろう。いや…全滅する可能性の方がずっと高い。それならば、玉砕覚悟で勝機に懸ける戦法も止む無しなのだが…」
エルヴィン 「そのためには、あの若者達に死んでくれと…一流の詐欺師のように体のいい方便を並べなくてはならない。私が先頭を走らなければ、誰も続く者はいないだろう…そして私は真っ先に死ぬ…」

エルヴィン 「地下室に何があるのか…知ることもなくな…」


リヴァイ 「…は?」

エルヴィン 「はぁ…俺は…このまま地下室に行きたい…俺が今までやってこれたのも…いつかこんな日が来ると思ってたからだ…」

エルヴィン 「いつか…答え合わせができるはずだと」

エルヴィン 「何度も…死んだ方がましだと思った…それでも…父との夢が頭にチラつくんだ…そして今手を伸ばせば届く所に答えがある…」

エルヴィン 「すぐそこにあるんだ…」

エルヴィン 「だがリヴァイ…見えるか?俺達の仲間が…」

エルヴィン 「仲間達は俺らを見ている」

エルヴィン 「捧げた心臓がどうなったか知りたいんだ」

エルヴィン 「まだ戦いは終わってないからな」

エルヴィン 「すべては俺の頭の中の…子供じみた妄想にすぎないのか?」

リヴァイ 「お前はよく戦った。おかげで俺達はここまで辿り着くことができた…」


リヴァイ 「夢を諦めて死んでくれ」

リヴァイ 「新兵達を地獄に導け」

リヴァイ 「獣の巨人は俺が仕留める」



獣の巨人 「うん?」

エルヴィン 「突撃ぃー!!」

獣の巨人 「まぁこのまま終わるとは思ってなかったけど…特攻か…もうちょっと何かあると思ったんだけどな」

エルヴィン 「来るぞ!動け!」
エルヴィン 「これより最終作戦を告げる!総員整列!」

エルヴィン 「我々が囮になる間に、リヴァイ兵士長が獣の巨人を討ち取る!以上が作戦だ!」
リヴァイ 「何?」
リヴァイ 「俺だけ立体機動で獣に接近しろと?獣の周りは更地だぞ!?利用できるような木も家もねぇ!」

エルヴィン 「巨人を伝って忍び寄り…」

エルヴィン 「獣の巨人を奇襲しろ」




リヴァイ 「すまない…」


エルヴィン 「ここに突っ立っていても、じきに飛んでくる岩を浴びるだけだ!すぐさま準備に取りかかれ!」
フロック 「俺達は今から…死ぬんですか?」
エルヴィン 「そうだ」
フロック 「どうせ死ぬなら最後に戦って…死ねということですか?」
エルヴィン 「そうだ」

















































































































