あらすじ
抗争前の作戦会議が風鈴高校3年4組で開かれ、水木が大規模な市街防衛戦の配置を発表する。水木の言葉に桜がツッコミを入れつつ、森林公園、大通り、河川敷の3か所への配置が決まる。敵から提示された二つのルールとして、構成員が目の前にいる限り街に手を出さないことと、梅宮の学校外への外出禁止が明かされる。梅宮はメンバーを鼓舞し、一同はやる気を出す。抗争当日、河川敷方面で待機する1年1組の前に数で勝る敵が現れる。楡井が情報共有用のグループチャットで応援要請を送るが、ほぼ同時にすべての地点から応援要請のバツスタンプが届き、楡井は戸惑う。
概要
本話は、敵との大規模な防衛戦を控えたボウフウリンの作戦会議と、抗争当日の緊迫した幕開けを描くエピソードである。前半では3年4組での会議が描かれ、水木によって3つの防衛拠点が提示されるとともに、桜や楡井たちのやり取りが展開する。中盤では、情報共有のためにグループチャットを使用するルールや、梅宮の行動を制限する敵の意図が説明され、梅宮の言葉によって一同の士気が高まる様子が描写される。後半では抗争当日の河川敷へと場面が移り、実際に大勢の敵が襲来する。楡井が応援要請のスタンプを送信した直後、他の全拠点からも同時に応援要請が入る事態が描かれ、戦いが始まる瞬間が描写される。
本文:ネタバレ
1. 3年4組での作戦会議の始まりと水木の宣言
風鈴高校3年4組において、抗争前の作戦会議が行われ、水木が説明を始める。
決戦の日時と敵の目的の提示:
- 決戦は本日より11日後であり、時刻は00:00であると水木は伝え、布告状に書かれた敵軍の目的はボウフウリンの殲滅および消滅であると発表する。
街の復旧計画と場所の指定:
- 敵の目的が達成され次第、街をかつての状態に戻すことが布告状に書かれているが、場所などの指定は一切記されていないと水木は説明する。
侵攻ルートの不明と防衛ラインの必要性:
- 敵の侵攻ルートが不明であるため、必然的に自分たちは街全体に防衛ラインを引かなければならないと水木は続ける。
大規模な市街防衛戦の宣言:
- これらの状況を踏まえた結果、今回の戦いは大規模な市街防衛戦になると水木は一同に宣言する。
2. 桜と楡井の私語と水木からの注意
水木が説明を続ける中で、桜と楡井の間で小声のやり取りが行われる。
マルマルマルマルへの疑問:
- 水木が口にしたマルマルマルマルという言葉の意味が分からず、何を言っているのかと桜が楡井に尋ねる。
夜中の12時の説明と桜の不満:
- 楡井から夜中の12時のことであると説明を受けた桜は、それならなぜそのように言わないのかと口にし、分かりづらいと不満を漏らす。
軍事オタクの指摘と声のトーンへの注意:
- 楡井は水木が軍事オタクであることを明かし、桜に対してもう少し声のトーンを落とすように求めながら静かにするようしーっと言って注意する。
軍人への疑問と私語への注意:
- 軍事という言葉に対して自分たちは軍人なのかと桜が疑問を口にする中、水木は楡井と桜の名前を呼んで二人に声をかける。
会議中のルールと挙手の指示:
- 水木は現在は軍事会議中であるため私語は慎むようにと注意し、発言をする場合は挙手をしてからするようにと指示する。
楡井の謝罪と次の配置発表:
- 楡井がすみませんと謝罪すると、水木は布告状を受け取ってからの3日間にこちらの戦力を考慮して決定したそれぞれの配置場所の発表に移る。
3. 3つの防衛要所と各衆の配置発表
水木は街の縄張りを考慮した上で決定した具体的な防衛拠点とそれぞれの配置を説明する。
除外される高架方面と3つの要所:
- 街の高架方面は獅子頭連のシマがあるため除外され、よって守る要所は森林公園方面、大通り方面、河川敷方面の3か所になると水木は発表する。
森林公園方面の特性と衆の配置:
- 森林公園方面は場所も広く道も細かいため、増長衆と広目衆の2つの衆を配置すると水木は説明する。
大通り方面の特性と持国衆の配置:
- 大通りは見通しはいいが横に広がることになるため、コンビネーションが得意な持国衆を配置すると水木は伝える。
河川敷方面の橋の特性と多聞衆の配置:
- 河川敷方面の3つの橋は場所が狭く物理的に人員を分散することになるため、個人の強さが求められることから多聞衆で防衛すると水木は告げる。
4. 楡井の質問と敵の提示した1つめのルール
配置の発表を聞いた楡井が疑問を感じて水木に確認と質問を行う。 橋の防衛人数への確認と蘇枋の同意:
- つまり自分たちは橋1つにつき1クラス分の人数で守らなければいけないのかと楡井が確認すると、蘇枋がそうだねと答える。
発言の許可と楡井の懸念:
- それでもと気になる楡井があのよろしいでしょうかと尋ねると水木は発言を許可し、楡井はありがとうございますとお礼を言ってから質問を始める。
全方位防衛における集中攻撃の不安:
- どこから攻めてくるかわからないから全方位を守ることはわかるが、もし1か所を集中して攻められたら早々に防衛ラインを突破され街を壊されてしまうのではないかと楡井は懸念を口にする。
敵の提示した1つめのルールの説明:
- 水木はいい質問だと言い、そうならないための手段として、ヤツらがこの戦いにおいて提示してきた2つのルールのうちの1つめを説明し始める。
構成員の存在と街の安全の条件:
- 目の前に戦闘可能なボウフウリン構成員がいる限り街に手を出さないというルールがあり、つまり敵の目の前で一人でも立っていることができれば街は守られる仕組みであると水木は語る。
5. チャットでの情報共有と梅宮の断言
水木はルールの活用方法として情報共有の手順を説明し、梅宮が敵の性質を語る。 グループチャットへの参加指示:
- 街を守るためには速やかな情報の共有が鍵になると水木は言い、各クラスの副級長1名に対して提示したQRコードからグループチャットに入るよう指示する。
配置場所の名前設定とスタンプの送信:
- 名前を自分の配置場所に変更し、当日敵を目視したらすぐにスタンプを送るように水木は求める。
マルのスタンプとバツのスタンプの基準:
- 敵が多くて援軍を必要とする場合はバツ、自分たちでなんとかできる場合はマルのスタンプを送ることで、どこにどれくらい敵がいるかわかるようになると説明する。
時間差への懸念と梅宮の否定:
- バツが付いた所へ援軍に向かう手順を納得しつつも時間差で来ることもあるのではないかと楡井が心配すると、梅宮はそれはないと答える。
敵の言動の一致についての断言:
- あいつらは風鈴にいた時から一度言ったことは曲げない性質であり、来ると言ったならその時間に必ず来ると梅宮は断言する。
6. 蘇枋の質問と梅宮の外出禁止ルール
今度は蘇枋が挙手をして水木に質問し、梅宮に関する重大なルールが明かされる。 蘇枋の質問の許可と内容:
- 自分からもいいかと許可を取った蘇枋に対し水木が許可すると、蘇枋は敵がなぜこのようなルールを提示したのか、指示として梅宮はどこに配置されるのかを尋ねる。
梅宮の学校敷地内への外出禁止:
- 水木は梅宮がこの学校の敷地内から出られないことが2つめのルールであると明かし、ボウフウリン梅宮一はこの戦いで学校の敷地内から出ることを禁止されていると説明する。
街の破壊の実行条件:
- もし街の中で梅宮の姿を認めれば、敵は目の前の相手を無視して街の破壊を実行するという内容を水木は一同に伝える。
風鈴生たちの動揺と最高の戦力の封鎖:
- これを聞いた風鈴生たちがなんだそれと動揺する中、水木は敵がこちらが街を壊されながら攻められた方が戦いづらいにもかかわらずそれをあえてしないほど梅宮を前線に出したくないらしいと言い、勝てると思っているのか他の理由があるのかはわからないが最高の戦力を封じられたことは間違いないと語る。
7. 梅宮の激励とメンバーの奮起
梅宮の言葉によって一同の雰囲気が変わり、それぞれが戦いに向けて決意を固める。
梅宮の激励と好条件の主張:
- 暗い顔をする一同に対し、梅宮はなぜ暗い顔をしているのかと問いかけ、誰かが一人でも立っていれば街は無事であるため自分たちにとっては好条件の超絶ラッキーだと主張する。
ボウフウリンの定義と信頼:
- 敵は何か勘違いをしており、自分一人いなくなったところで何も変わらず、自分がいるからボウフウリンなのではなくボウフウリンはお前たち一人一人であると言い、頼むと言い添える。
メンバーの反応と決意:
- そのように言われたら暗い顔もできないとクラスメイトが口にし、別の者も同意して、やってやろうじゃねえかとやる気を出す。
8. 抗争当日の河川敷での敵の襲来と応援要請
抗争当日を迎え、桜のいる1年1組は河川敷方面で待機しながら敵の出現を待つ。 当日の待機と仲間の言葉:
- もうそろそろ時間だと話す桜に対し、本当に来るのかと1組のメンバーが言い、杏西は来なければ来たところに行くまでだと返す。
敵の到着と人数の多さ:
- 楡井が来たと声を上げ、どれだけいるのかと杏西が驚く中、蘇枋は明らかにこちらより人数が多いと判断して楡井に応援の要請を促す。
チャットの送信と防衛の決意:
- 楡井はグループチャットにバツのスタンプを送信して報告し、杏西が援軍が来るまで持たせるぞと言うと1組のメンバーも応じる。
全地点からの応援要請と楡井の戸惑い:
- その時、状況報告のグループチャット画面にほぼすべての地点からバツのスタンプが送られてくるのを目撃し、楡井は何だこれはと戸惑う。
まとめ
第99話は抗争前の作戦会議で防衛配置やルールが共有され、抗争当日に全拠点が同時に敵の襲撃を受けるエピソードである。 作戦会議と各衆の防衛配置:
- 風鈴高校3年4組で水木から大規模な市街防衛戦の宣言がされ、高架方面を除外した森林公園に増長衆と広目衆、大通りに持国衆、河川敷の橋に多聞衆を配置する。
チャットの導入と一つめのルール:
- 敵の前に構成員がいれば街に手を出さないルールに対し、副級長がマルとバツのスタンプで速やかに戦況を共有する仕組みを作る。
梅宮の外出禁止と二つめのルール:
- 梅宮が学校の敷地内から出られない制限により最高の戦力が封じられるが、お前たち一人一人がボウフウリンだという梅宮の激励で一同はやる気を出す。
当日の敵襲来と全地点の同時危機:
- 抗争当日に河川敷で待機する1年1組の前に数で勝る敵が現れ、蘇枋の指示で楡井が応援要請のバツスタンプを送るが、ほぼ全地点からも同時にバツスタンプが届き楡井は戸惑う。
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