WIND BREAKER | 第12巻93話『梅宮一/少年時代①』ネタバレ

ウィンドブレイカー 第93話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 幼少期 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 93

WIND BREAKER
ウィンドブレイカー 第93話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 幼少期 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 93
『WIND BREAKER』第93話「梅宮一/少年時代①」ネタバレ。梅宮一の少年時代を描く回想エピソードの第1弾である。9歳の梅宮が家族を失った事故のトラウマに苦しみ、児童養護施設で孤独を深める姿が描かれる。自らを人殺しと称して自責の念に駆られた梅宮が、街で暴れる不良にわざと倒されようとする中、風鈴高校の生徒と出会う重要な一幕である。
第92話 第94話

ウィンドブレイカー 第93話

原作 にいさとる
サブタイトル 梅宮一/少年時代①
配信日 2023年1月25日
掲載サイト マガジンポケット
単行本 12巻
登場人物 梅宮一
設楽優希
梅宮の両親

第93話 梅宮一/少年時代①


あらすじ

過去の回想で母親のお腹に触れる梅宮は、生まれてくる弟や妹を守るお兄ちゃんになると誓うが、直後に両親がトラックに轢かれる惨劇を目の当たりにする。9歳となった梅宮は児童養護施設である風鈴園に入るが、自分は人殺しだと言って周囲との関わりを拒む。施設職員の設楽優希は梅宮の境遇と心の傷を察しつつ見守る。翌日、風鈴高校の生徒たちが街で暴れ回り、商店街や住民に被害が出ていることを知った梅宮は、抗争の現場へ自ら足を進める。不良たちに攻撃を仕掛け、わざと殺されようとする梅宮だが、そこへ現れた風鈴高校の生徒に不良が一掃される。自分は罰を受けるべきだと訴える梅宮に対し、風鈴生は冷たく死を告げる。

概要

本話は、ボウフウリンの総代である梅宮一の悲痛な幼少期と、彼が風鈴高校と関わるきっかけとなった原点を描く回想エピソードである。冒頭では、温かい家庭で育った梅宮が突如として両親と家族を失う絶望的な事故が示される。中盤では、施設に入居してもなお罪悪感から心を閉ざし、食事も喉を通らない梅宮の痛々しい姿が描かれる。一方で、かつての風鈴生である職員の設楽優希を通じて、街を巻き込んで荒廃していく当時の風鈴高校や不良たちの乱状が提示される。終盤では、自責の念から自らの命を絶とうと不良へ挑みかかる梅宮の前に一人の風鈴生が現れ、梅宮の過酷な運命が動き出す展開となる。

本文:ネタバレ

1. 幼少期の回想と両親の悲惨な事故

梅宮一は過去に母親のお腹に触れながら新しく生まれてくる家族について言葉を交わす。

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子供の性別への質問:

  • 男の子なのか女の子なのかをお腹を触りながら尋ねる梅宮に対し、母親はまだ分からないと答え、はじめはどちらだと思うかと問い返す。

本や映画の知識とお兄ちゃんの格好良さ:

  • 自分には分からないと戸惑いを見せつつも、色々な本や映画ではお兄ちゃんが妹や弟を守っており、それがかっこいいのだと梅宮は語る。

生まれた子を守る誓い:

  • 自分も生まれてくるこの子を守ってあげると母親に力強く宣言する。

両親の事故現場と現在:

  • 回想から一転してトラックに轢かれている両親の姿と、それを見つめている梅宮の光景が提示される。


2. 児童養護施設での食事と関わりの拒絶

現在9歳となった梅宮は児童養護施設である風鈴園におり、食事の席で周囲の子供たちや職員から声をかけられる。

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子供たちの懸念とお腹の心配:

  • はじめがご飯を食べないことに気づいた子供たちが、お腹が痛いのかと心配の声をかける。

食事の横取りと設楽先生の注意:

  • 食べないなら自分が食べると食いつく子供に対し、職員の設楽優希は既にもう食べたはずだと注意し、子供はちぇーと不満を漏らす。

オムライスの好みと設楽の回答:

  • はじめはオムライスが嫌いなのかと尋ねて何が好きかを聞く設楽に対し、子供も知りたがるが、設楽は自分はビールと唐揚げが好きだと答え、なぜ先生が答えるのかとはじめのに聞いているのだと子供から突っ込まれる。

体の痛みと味の感覚:

  • 食べると体が痛くなると言っていたのではないかと子供が触れると、食べたくないならあげると梅宮は言い、どうせ味が分からないからと告げる。

味のなさへの困惑と関わりの拒絶:

  • 味が分からないという言葉に対してそんなに味が薄いのかと子供が困惑する中、梅宮は自分に関わらない方がいいと言い、自らを人殺しだと宣言して席を外す。

3. 食事後のトランプの誘いと職員室での相談

梅宮が席を立った後、設楽先生は子供たちに食後の行動を提案し、職員室では梅宮の状況が話し合われる。
トランプの提案と先生の癖:

  • ご飯が終わったらトランプをしようと設楽が呼びかけると、負けると先生がいじけるから嫌だと子供が返し、設楽はいじけておらず悔しがっているだけだと弁明する。

食事のなさへの懸念と設楽の受け止め:

  • 職員室で梅宮が今日も食べなかったのかと職員が尋ねると、オムライスが嫌いだっただけかもしれないと設楽は返し、施設に来て1ヶ月ろくに会話も食事もできていない状況を心配する職員に仕方がないと答える。

酒の制止と設楽の理由付け:

  • お酒を止められているはずだと注意される設楽だが、薬のようなものだから平気だと返し、両親ときょうだいを同時に亡くして親戚もいない天涯孤独の境遇を語る。

過去の経緯と違った傷の存在:

  • 髪の色が変わり色々な施設を転々としてきた梅宮の経緯を振り返り、人殺しという言葉から別の傷もあると推測して、酒を飲んで忘れることすらできない子供の過酷さを思う。


4. ドッジボールの制止と街の荒廃に関する会話

翌日になり、屋外で遊ぼうとする子供たちを設楽先生が止め、街の現状について職員と話し合う。
屋外遊びの制止と子供たちの不満:

  • ドッジボールをしようと声を掛け合う子供たちを設楽は制止し、家の中で遊ぶように促すと、最近全然外で遊べていないと子供たちは文句を言う。

不良たちへの文句と手作りプリン:

  • 外で暴れているお兄さんたちに文句を言えと返す設楽は、手作りプリンがあると提示して子供たち全員を施設内へ入らせ、ちょろいと呟く。

商店街の被害と警察の黙認:

  • 子供たちの言う通りだと同意する職員は、お店の前のものを壊され街全体がボロボロになっている現状や、件数が多すぎて警察が黙認している現状を訴える。

風鈴高校の暴走と設楽の反応:

  • 外部のチームも混ざって暴れ放題の風鈴高校がなくなればいいと職員が吐露すると、元風鈴生である設楽は耳が痛いと漏らし、昔はもう少し弁えていたと嘆く。
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格好良い顔と梅宮の単独行動:

  • 子供の前でその顔をしないでと言われる設楽がキリッとして格好良くないかと返答する中、会話を偶然聞いていた梅宮は一人で街へと向かう。

5. 抗争現場への乱入と不良の攻撃

激しい抗争が繰り広げられる街に到着した梅宮は、立ち塞がる不良たちの前へ進み出る。
不良たちの会話と赤ちゃん言葉の煽り:

  • あんなのでよくでかい面ができたと話す不良たちは、やってきた梅宮に気づいてどこから来たのか、ママはどこかと赤ちゃん言葉で煽る。

梅宮の一撃と不良の蹴り:

  • 梅宮が不良の腹に一発叩き込むと、ガキがキレたと不良たちは笑い、心配してやっただけだと主張しながら梅宮を蹴り飛ばす。
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内面の驚愕と叩き潰される梅宮:

  • ガキ相手にムキになるなと周りが制する中、殴られた不良は直前まで戦っていた相手より遥かに強い梅宮の力に密かに驚愕し、再び立ち上がる梅宮を蹴って叩き潰す。


6. 風鈴生の割り込みと梅宮の殺害要求

暴行を受ける梅宮の前に、風鈴高校の制服を着た男が現れる。
周りの焦りと風鈴生の登場:

  • やり過ぎではないかと周りが焦る中、何だと威嚇する不良たちの前に風鈴高校の生徒が割り込んでくる。
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狭い道の苦情と不良の一蹴:

  • こんな狭い道で広がっていたら通れないと文句を言った風鈴生は、その場にいる不良たちを一瞬で片付けてしまう。

腹減りの呟きと梅宮の問いかけ:

  • 腹が減ったから何か食べに行こうとする風鈴生に対し、梅宮は何をしてくれているのかと問いかける。

死にぞこないの恨みと目的の見抜き:

  • あんたのせいで死にぞこなったと訴える梅宮に対し、わざと不良をけしかけて殺されるつもりだったのかと風鈴生は見抜く。

罰の要求と死の宣告:

  • 両親が死んだ時を思い出し、自分のせいでみんな死んだから罰を受けなければならないと泣き叫ぶ梅宮に対し、風鈴生はそれなら死ねと言い放つ。

まとめ

第93話は9歳の梅宮が家族を失った絶望から心を閉ざし、自らを罰するために飛び込んだ不良たちの争いの中で風鈴生と出会うエピソードである。
幼少期の回想と両親の悲惨な事故:

  • 生まれてくる弟や妹を守ると誓った過去から一転し、両親がトラックに轢かれる惨劇を目撃した梅宮の悲劇が明かされる。

施設での孤立と人殺しという告白:

  • 風鈴園に入った梅宮は味覚も感じられず、自分は人殺しだから関わるなと拒絶して孤立を深める。

街の荒廃と設楽たちの懸念:

  • 外で暴れ回る風鈴高校や他チームの抗争により街が荒れ、施設の子らが外で遊べない異常事態が提示される。

不良への襲撃と自ら求める死:

  • 抗争現場へ向かった梅宮は不良に殴りかかり、自分のわがままのせいで全員死んだため殺されようと試みる。

風鈴生の乱入と死の宣告:

  • 乱入してきた風鈴生が不良を一蹴し、自分は罰を受けるべきだと訴える梅宮に対して容赦なく死ねと言い放つ。

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