ルリ「この声が大空を舞い、遥か彼方へと届くのですね」
スイカ「不思議なんだよ」
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石神千空「いっけね!もう1台必要だったわ」
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浅霧幻「てか敢えて黙ってたでしょそれ。最初から2台って言うとみんな作ってて心折れるから」
石神白夜「てへ」
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石神千空「ケータイ電話で話すには、もう1台ないとだがな…コード伸ばしまくりゃ電話としては通じるはずだ」
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クロム「おう、こっから喋れば、ルリんとこに聞こえるんだな?」.jpg)
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銀狼「クロム、ついに完成した電話に乗せる大事な第一声は、もう決めたのかな?」
クロム「ん?」.jpg)
銀狼「向こうでルリちゃんが聞いてるよ!ほら、クロムのホントの想い。言うチャンスなんじゃないの?今!ココなんじゃないの~?」.jpg)
銀狼「通話スイッチ!」
スイカ「オンなんだよ!」.jpg)
クロム「ルリ!見たかルリヤベーだろ!科学はよ!」.jpg)
「おおおーーー!」.jpg)
クロム「なんだよテメーらはさっきから…」.jpg)
ジャスパー「驚いた!間違いなくクロムの声だ!」.jpg)
マグマ「わけわかんねえ。なんでこんな小せえのが喋んだよ」
ルリ「まるでスピーカーですね!」.jpg)
石神千空「まるでっつうかもろスピーカーだ。マイクとスピーカーは音と電気を変換するだけで同じもんに…」.jpg)
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石神千空「ルリ…テメー今なんつった?まるでスピーカー?」
子供「じゃあこなれって蜂なの?」
子供「蜂なんだって!蜂なんだって!」
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浅霧幻「えっ…スピーカーが…蜂?」
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ルリ「いえ、あの、スピーカーって蜂の種類の名前では?」
石神白夜「どうしてそうなった」
ルリ「それは百物語で…」
浅霧幻「そう伝わってんの?」
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ルリ「スピーカーという、おしゃべりが大好きな蜂がいて」
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ルリ「墓石に針を刺すと」
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ルリ「死者の声をしゃべることができたらしいのです」
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石神千空「スピーカー…墓石に針…死者の声…物語が何の知識継承にもなってねえ。存在意義が意味不明だ」
浅霧幻「怪しいね、ジーマーで…スピーカーなんて単語使って現代人にだけ何か伝えようとしてる」
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浅霧幻「しかも物語其之14だってさ、1と4、いし、千空ちゃんの誕生日じゃない」
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石神千空「あの親父の墓標…墓地だ!」
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石神千空「ククク…ソッコーで気づくべきだったぜ。小賢しいんだよあの親父は。創始者の墓石だけ運んだ?よくよく考えりゃ意味不明度100億%じゃねえか」
石神千空「これは墓石なんかじゃねえ。コンクリでガチガチに固めまくった、タイムカプセルだ!」.jpg)
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石神千空「銀色なのはアルミホイルでガードされてるからだ」.jpg)
石神千空「塩酸で洗えば…」
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クロム「おう…マジでガラスだ!」
浅霧幻「瓶の底かなんかを切り取った感じだね」
石神千空「円盤、スピーカー、針でおしゃべり。ククク…なんか思い出すもんねえか?」
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浅霧幻「レコード!」
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石神千空「そん中に、俺の親父たちの声が入ってる。わざわざ音にまでして残したもん、聞いてやろうじゃねえか。唆らねえもんだったら、ブチ殺すぞ。あの親父」
ルリ「本当にクロムの言う通り、科学は素敵です」.jpg)
ルリ「天国のお父様が千空さんに語りかけることができるのですね。今、数千年の彼方から科学で時を越えて」.jpg)
クロム「お…おう千空、そのレコードっつうのは音を閉じ込めれるってことなのか?」
クロム「ヤベーな千空の親父!」
石神千空「ああそりゃ違う。百夜じゃ無理だな。作ったのは周りの連中だ」.jpg)
石神千空「宇宙飛行士は科学エリートの集団だぞ。勢いで受かっちまった百夜以外はな」.jpg)
石神千空「まぁ、思いつきはあの親父かもしんねえが。こんなしょうもねえマネすんのはよ」.jpg)
石神白夜「全然だ!丸いからいけんじゃねーかと思った」
シャミール「そこはウソでも肯定しときなよ、おじさん」
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石神白夜「って行っちゃっちゃったよ、なんだよ、もっとホラ、オジサンをいたわってくれってばよ~~シャミール~!」
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シャミール「作るにしても部品が足りないだろおじさん。乗ってきたソユーズに何か残ってるかもしれない」
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石神白夜「おーい!いいもんあったぞ~!」.jpg)
石神白夜「テッテレ~!俺の相棒!電動ひげそり!」.jpg)
石神白夜「スマン、ひげそり君!お前のモーターは無駄にはしねーぞ」.jpg)
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石神千空「レコードプレーヤーは、今まで使ったもんでけっこう簡単に作れるぞ」.jpg)
石神千空「わたあめ機のギアも使う」.jpg)
ルリ「お待たせしました。裁縫のときに使うものなんですが」
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石神千空「骨の針、レコードの再生側は楽なもんだ」
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石神千空「だが録音側はそうはいかねえ。ガラス削るんだから硬え石がいる」
クロム「おう、コランダムとかダイヤモンドだよな!」
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ダリヤ「これ、使ってよ」
石神白夜「それは…」
ヤコフ「オホー!ダイヤモンドだよ」
ヤコフ「オホホー!その代わり、わしらも混ぜてね!レコード作りとか録音とか」
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石神白夜「ありがとうな」
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クロム「っしゃー!ソッコーで完成させてやったぜ!」.jpg)
「なにごと?」
「創始者様の声が聞けるらしいぞ」
「え…創始者様の?」
「数千年前の人間の声…」
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石神白夜「音楽の灯の消えた…彼らに!」
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リリアン「なんで急にレコードなの?」
石神白夜「ずっと考えてたんだ。人類が生み出してきた知恵や面白えもんを消さねえために、どうしたらいいかってな」
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石神白夜「それによ、少しでも千空が聴いて唆るもん、残してえしな!」
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銀狼「うおおお!すごいよ!歌がもうすごく!ものすごく…すごいんだよう!」
金狼「語彙」
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浅霧幻「リリアンちゃんは、俺らの時代でも歌唱力世界トップの1人だから、そんなのいきなり聴いちゃったらね~」
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クロム「ヤベー…人類200万年…ヤベー!千空!昔はこんなヤベー音楽がたくさんあったのかよ!」
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石神千空「ククク…ねえよ。そんな引け目はよ」
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コハク「千空、あのときの言葉を見事実現させたな。初めて会った日に君が言った通り、この村は科学の国になったぞ。いよいよ始まるのだな。科学王国と司帝国の戦いが!」
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クロム「おう!ソッコーでケータイもう1個作って運ばねーとな!」
浅霧幻「ってことは千空ちゃん、とうとうあの2人の出番ってわけね?」
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石神千空「ああ、ついに繋がるぞ」
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石神千空「科学王国の全員が…全戦力がな」
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小川杠「もう…1年近く経つんだね」
大木大樹「ああ!」
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大木大樹「待ってるぞー!千」
小川杠「おお大きい声出しちゃダメだよ大樹くん!」
大木大樹「あっ!しまった!そうだったな!」
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大木大樹「千空!」
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氷月「冬解けは近いですね」.jpg)
獅子王司「うん、千空との決戦は近い」.jpg)
獅子王司「さぁ、火薬の火を永遠に絶ち、汚れのない新世界を作り上げよう」.jpg)
石神千空「ククク…VS地方帝国本土決戦。ストーンウォーズの開戦だ。唆るぜ…これは!」

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