カグラバチ 斉廷戦争篇 | 第127話『製鉄 弐』ネタバレ(最新話)

Kagurabachi
カグラバチ 第127話 ネタバレ 感想 巻墨 斉廷戦争篇 Kagurabachi Chapter 127
『カグラバチ』第127話「製鉄 弐」ネタバレ。過去の回想で父親「伊佐山六」の刀をめぐる襲撃と千晃の負傷が明かされ、場面は現在の製鉄所へと戻る。送風開始から38時間が経過して作業が「下り」を迎えるなか、妖術局の刺客である巻墨の侵入や柴の倒絶といった不吉な事態が次々と発生し、命綱である木呂を守る戦いが始まる。
第126話 第128話

カグラバチ 第127話

原作 外薗健
サブタイトル 製鉄 弐
配信日 2026年8月3日
ジャンプ 2026年36号
登場人物 六平国重
柴登吾
曽我千晃
瓜田すば琉
丈治

第127話 製鉄 弐


あらすじ

国重は千晃との花火の最中に襲撃してきた暴漢から、父親である「伊佐山六」が打った粗悪な刀と遺された大量の金の真実を思い出す。千晃が腕を負傷した苦痛の記憶を胸に抱きながら、現在の製鉄所では送風開始から38時間が経過してたたらの後半戦である「下り」へと突入する。準備も含め丸二日一睡もせず極限状態にある国重が千晃のために全神経を火の見極めへ注ぐなか、屋外での爆発とともに妖術局の刺客が襲来する。柴は屋外で二本剣の女性刺客によって杁島での傷の治療を強制的に解除され、血を吐いてその場に倒れ込む。同時に店内には妖術局の実行部隊である「巻墨」が侵入する。たたらの命綱である「木呂」と国重の起こす火を守るため、瓜田の分身たちが巻墨を迎撃する激しい攻防が展開される。

概要

第127話では、千晃との花火中に発生した暴漢の襲撃回想から始まり、父親が粗悪な刀を売って残した金で育った国重の過去が明かされる。現代の製鉄所では3月28日19時20分の時点で送風開始から38時間が経過し、炉内温度が1400度近くに達する「下り」の工程へ入る。極限状態の国重が千晃のために作業へ全神経を注ぐなか、屋外での爆発とともに妖術局の刺客が到達する。柴が屋外で二本剣の女性刺客によって杁島での傷の治療を解かれて吐血・倒絶し、店内には妖術局の実行部隊である巻墨が侵入する。たたらの命綱である木呂と国重の火を守るため、瓜田の分身たちが巻墨を迎撃する激しい攻防へ突入する。

本文:ネタバレ

1. 花火の夜の暴漢襲撃と伊佐山六の真実

国重と千晃が二人で花火を楽しんでいるところへ、一人の男性が刀を手にして突如として姿を現す。

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暴漢の乱入と柴の迎撃:

  • 叫び声を上げながら刀を振り回してやって来た男に対し、駆けつけた柴が即座に叩きのめして制圧する。

柴の不審と暴漢の叫び:

  • 柴はたまたま近くにいたと口にするものの国重はそれを疑い、男は伊佐山六の家であり金があるはずだと言い放ちながらお前はヤツの倅だと大声で叫ぶ。

柴の呆れと国重の内心:

  • 柴は何を急にわけのわからないことを言い出しているのかと呆れを見せるが、国重は父親が遺してくれた大量の金が存在し、その金のおかげで一人でも生活に困らず生きてこれたと察する。


2. 千晃の負傷と父親の粗悪な刀売買

男が振り回した刀の刃が千晃の左腕を掠め、腕から血が流れる事態が発生する。

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柴と国重の心配:

  • 柴は千晃に向けて大丈夫なのかと焦りながら問いかけ、国重も出血していることを心配して声を掛ける。

千晃の返答と伊佐山六の名義:

  • 千晃は多分大丈夫だと答えつつ掠っただけだと気丈に返し、国重は伊佐山六という名前が唯一尊敬していた父親の刀鍛冶としての名義であることを把握している。

銘の確認と父親の刀:

  • 国重は銘を確認せずとも男が振るった刀が父親の打った品であると即座に理解し、男が父親の客であったことを悟る。

粗悪な刀の売買と生活費:

  • 父親は出来の良くない大したことのない刀を悪人に売りまくっており、国重はその金によって何不自由なく育ち生き延びていく。
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3. 引き渡しのタイムリミットと第一号刀打ち込みへの突入

場面は現在に戻り、3月28日19時20分の製鉄所では送風開始から38時間が経過している。
炉内の判断と状態の確認:

  • 炉内で発生する化学反応はすべて火の色や形に表れるため、砂鉄や木炭を投入する量やタイミング、送風量を精密に判断して作業を進める。

柴の声掛けと国重の応対:

  • 柴は作業を続ける六平に対して大丈夫であるか確認を入れ、国重は短い言葉で大丈夫であると返答する。

丈治と瓜田の思考:

  • 丈治は少しの判断ミスが死に直結する雫天石の加工においてこれまで異変がないことを確認して凄まじい集中力だと感嘆し、瓜田は心の中でここからが正念場だと気を引き締める。

「下り」工程への移行:

  • 瓜田は炉の温度が1400度近くに達したことで下りへ入ると告げ、丈治の問いに対してたたらの後半戦であり、炉内の鋼を太らせるために鉄鉱石を大量装入して送風を強める工程だと説明する。

4. 極限状態の国重と千晃への誓い

火にさらされる雫天石が増加するなかで、ここからの数時間は炉内反応が最高潮を迎える。
丈治の危惧と瓜田の叱咤:

  • 丈治は準備を含めて丸二日近く一睡もしていない国重がすでに極限状態であると案じ、瓜田は火を見極める姿勢は変わらないもののより一層気を引き締めるよう言葉を投げる。

国重の決意と千晃への想い:

  • 国重は一瞬の機微も逃さない集中力を維持し、自分の命は千晃のために懸けてこそ初めて生きる意味を得られると心の中で誓う。

5. 爆発の発生と妖術局への説得をめぐる問答

製鉄所の外で突如として爆発が発生し、作業現場に緊迫した空気が走る。

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爆発音と時間の猶予:

  • 瓜田は刺客が来たことを察知し、丈治はこのタイミングでの襲撃に驚くが、瓜田は蓮水の存在によってよく時間を稼げた方だと評する。

柴の出撃と丈治の制止:

  • 柴は襲撃してきた敵の状況を確認するため外へ出向き、丈治はここで争いになれば作業の邪魔になって失敗する可能性が上がると不毛さを訴える。

丈治の提案と瓜田の冷徹な現実:

  • 丈治はここまで無事にやり遂げた事実をもとに妖術局を説得しようと主張するが、瓜田は千晃の引き渡しが決定事項であり、妖術局は不毛な事故を避けるために火を消して製鉄を中断させる選択をすると指摘する。


6. 雨中の刺客と柴の治療解除による倒絶

屋外へ出た柴に対し、雨が降る開けた場所で刺客が背後から声を掛ける。

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刺客の登場と雨の性質:

  • 障害物のない広い場所に出た柴の判断を賢明だと評しつつ、刺客は雨が自分たちの姿を消してくれると告げる。

二本剣の女性刺客と治療解除:

  • 剣を二本携えた女性刺客が柴の背中に指で触れ、杁島で負った傷を和らげていた妖術治療を強制的に解いてしまう。

柴の倒絶と刺客の嘲笑:

  • 柴は激しい痛みに耐えかねて地面へ倒れ込み吐血し、気配のなさに驚愕するなか、刺客は国重の出自がろくでもないため国の命運を背負うのは荷が重すぎると語る。


7. 命綱「木呂」の防衛と巻墨の侵入

炉に風を送り込む管である木呂は、たたらの火を維持するために欠かせない命綱となる。
刺客の侵入と巻墨の識別:

  • 製鉄所の内部にまで妖術局の刺客が押し寄せ、丈治はその姿から即座に実行部隊である巻墨だと見抜く。

巻墨の進軍と瓜田の分身迎撃:

  • 当時の巻墨三人が国重の始末に向けて前進を開始すると、瓜田は分身を展開して彼らの侵入を阻止する。

瓜田の叱咤と火の保持:

  • 瓜田は作業を続ける国重に対して眼を逸らさないよう声を掛け、火は絶対に消えないと力強く告げる。
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まとめ

第127話は過去の父親の真実と千晃の負傷が明かされ、現在のたたらにて妖術局の刺客「巻墨」の襲撃を受けるなかで製鉄作業が「下り」の最高潮を迎えるエピソードである。
花火の夜の襲撃と父親の真相:

  • 父親の刀鍛冶名義が伊佐山六であることを知り、悪人に粗悪な刀を売って得た資金で生き延びてきた過去を国重が述懐する。

千晃の血と父親の客:

  • 男が振り回した刀で千晃が腕から血を流し、その刀が父親の作った品であり男が客であったことを悟る。

38時間経過と「下り」への突入:

  • 送風から38時間が経過して炉内温度が1400度近くに達し、雫天石を増やす過酷な後半戦「下り」に国重が挑む。

極限状態の集中と千晃への誓い:

  • 丸二日一睡もしていない国重が千晃のために命を懸ける決意を固め、火の機微を注視する。

外での爆発と説得の不可能性:

  • 屋外で爆発が起き、丈治が妖術局への説得を試みようとするが、瓜田は火を消しに来る現実を告げる。

柴の倒絶と刺客の強襲:

  • 屋外へ出た柴が二本剣の女性刺客によって杁島での傷の治療を解除され、地面に倒れて吐血する。

巻墨の侵入と木呂の防衛:

  • 製鉄所内へ侵入した巻墨から命綱である木呂と国重を守るため、瓜田の分身たちが迎撃を開始する。

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